FOMO(Fear Of Missing Out)
「FOMO」とは、「Fear Of Missing Out」の頭文字をとって略したもの。
日本語に訳すと「取り残されることに対する恐怖」という意味ですが、「FOMO」はツイッターやフェイスブックをはじめとしたSNSで、情報を追いきれずに取り残されてしまう恐怖を指しています。
「FOMO」はここ最近急激に注目されている現象で、SNSに依存しやすい人が陥ってしまいやすいのだとか。
SNSの投稿を常にチェックしないと不安になってしまうため、スマートフォンを手放すことができなかったり、数秒おきにSNSを更新するなど、一種の依存症のようなものだと考えられています。
アメリカでも食事中や移動中に常にSNSをチェックしている若者は多く、そういった人たちを指して「FOMO」に陥っている、と表現します。
「FOMO」の派生語に「MOMO」というものがあり、こちらは「Mystery of Missing Out」、「取り残される謎」という意味に。
こちらは「FOMO」が進行した形で、SNSでの些細な心配事が積み重なり、最終的に自分は嫌われてしまったのでは?という悪循環に陥ってしまうこと。
また、この2つの言葉をまとめて「ソーシャル依存症」とも言われることがあり、どちらも現代ならではの悩みから生まれたスラングと言えるかもしれません。