#FergusonDecision(ファーガソンの判決)
2014年11月、ミズーリ州ファーガソン市で、黒人青年を射殺した白人警官が不起訴になった件を受け、大規模なデモ・暴動が発生。
抗議デモに乗じた商店の略奪なども発生しており、米国では緊張状態が続いている状況です。
こういった経緯から1992年に起こったロサンゼルス暴動を彷彿とさせますが、今は誰でもスマートフォンを持っている時代ということもあり、SNS上での運動も活発化。
ツイッターではハッシュタグ「#FergusonDecision」がトレンド入りし、現地の画像や抗議の様子がアップロードされ続けているのです。
ファーガソンから始まった抗議はニューヨーク、カリフォルニア、シカゴなど全米に飛び火し、著名人も参加。
シアトルではラッパーのマックルモアも抗議に参加している様子がネット上にアップされていました。
TwitterDataは、不起訴判決が決定した瞬間のツイッターの動きがわかるマップを公開しており、判決が下された当日に投稿されたツイート数は、3,567,246。
SNS上でも関心は高いという結果が出ている通り、デモの参加者もSNSを駆使して情報交換を行っている様子。
その一方でソーシャルメディアが発端となってデマ・誹謗中傷が生まれているという指摘もあり、この混乱はまだまだ続いていきそうです。